2009年04月21日

安全衛生指標

昨日、全社安全衛生管理委員会を開催した。

昨年度の活動総括と、今年度の計画を、各専門部会から発表をしてもらったが、今の体制にしてから活動内容のレベルが少し上がってきたようだ。

全社委員会の内容は、労働安全、衛生、防災、交通安全という四つの専門部会の協議会である。

報告を聞きながら、感じたことがある。
掲げられた活動目標が、要素的なのである。

私の示している活動方針は、安全衛生活動の「現場力向上」であり、活動レベルの目標を設定していることは理解できるが、「現場力向上」の先にあることが考慮されていないように見える。
つまり、職場に「安全文化や健康文化」を醸成するための活動であるという認識が低いように思えるのである。

会議において、どうすべきかの対案を述べることは出来なかったが、今朝になって一つのアイディアが浮かんだ。


「総合指標」を示してはどうかというものである。
職場の「安全度」「健康度」「防災度」「交通安全度」を表してみてはどうか。

例えば「労働衛生」について、職場の健康度を測る指標として、「健康診断要所見者数」「メタボ該当者数」「病欠者数」「長期欠勤者数」「喫煙者数」などなど、不健康結果についての状態を見える化し、お互いが気をつける風土をつくりだしてはどうかというものである。

個人的なことに立ち入ることにもなり、気をつけなくてはいけないこともあるが、「仲間を大切に思う」風土作りに有効のように思える。

一方では、健康的な活動項目の「実施件数」なども取り上げると良い。

「交通安全」についても、事故撲滅を掲げながら、なかなか無くならないのが実態で、つまるところ「本人の自覚が基本」という結論で、「教育の実施」などが対策となっている。
これも、工夫が必要である。


いずれも人に関わることであり、ルールを作り罰則規定などをいくら設定しても「ゼロ」にすることは難しい。しかしそれに取組む必要はある。
完璧なシステム(仕組み)などありえないと考えたほうがよい。

従来、ともすればこの「仕組み」づくりばかりに注力してきたように思う。
仕組みの効果を最大限に発揮させるのは、それに携わる人たちの「コミュニケーション」であると考えている。

上下をはじめ、横や斜めなどあらゆる関係のコミュニケーションを、もっと深めることが肝要である。


職場の「安全度」や「健康度」を明らかにすることが、一つのコミュニケーション機会となれば、現場力はもっと向上すると思う。

こんな視点で、活動計画を再度見直してみたい。


posted by 伊藤保徳 at 06:46| Comment(0) | 経営に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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