2009年04月11日

意思の疎通

今年二月から始まった「異業種交流会」が、5回の会合を終え昨日修了した。

昨年から始めたこの勉強会は、若い社員を対象に「異業種」の人たちと、共通の問題を話し合いながら対策を導き出そうというもので、我社からは5名が参加した。
第一回目の反省から、今年は「ファシリテーター」に毎回ついてもらい、議論の促進をはかってもらったお陰で、その成果も上々のものであった。

5人づつの二つのチームをつくり、まずはメンバーから「問題事項」を出してもらい、チーム内でテーマを選定した。
今年は二チームとも「コミュニケーション」がテーマであったが、それぞれに特色ある議論経過と結論であった。

私は一回目と最後の昨日の二回参加し、その発表を聞かせてもらった。


職場における問題というのは、会社が違えば大きく異なるものだが、原因を掘り下げると案外同質なことがよくわかった。同世代であるこことで、議論は多いに盛り上がったようだ。

最後に講評をのべることになっており、率直な感想を述べた。

《問題解決力というのは一つの技術だと思う。
しかし、それを補って余りあるのがコミュニケーションである。
今回のテーマは、二チームともコミュニケーションであったが、問題を解決しようといろいろ議論をされたが、そのプロセスは自身のコミュニケーション力を磨く場面でもあったと思う。

コミュニケーションを深めるために、ともすれば「発信する」ことばかりに気を遣っていることが多い。しかし、お互いが分かり合い、意思の疎通を図るには、先ずは相手の話をよく聴くことである。

次には、相手の気持ちをより深く理解するために質問することだ。
そうしたやり取りの後、自身の思いを「相談のように」投げかけてみる。

そこには何かしら新しい発見があるはず。
それは、「言葉の意味」や「自分にはない視点や発想」などである。

テーマに対する結論はそれなりの意義はあるが、もっと重要で、効果のあったことはこうしたやり取りを通じで、意思の疎通の難しさや重要性を体感したことだと思う。》


こんな感想を述べたが、参加した彼らにとっては貴重な体験であったと思う。
それぞれに得たものは違うと思うが、必ずや仕事に生かされることであろう。

終了後の懇親会では、メンバー同士が昔からの親友であったかのような雰囲気であった。
「今後も連絡しあいましょう」、と別れたが、この雰囲気こそ異業種交流会の最大の成果であったといえる。


posted by 伊藤保徳 at 21:50| Comment(0) | 人づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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