2009年02月11日

人の扱い

参議院議員の大塚耕平氏がメルマガ「OKマガジン」を発行しているが、その185号(2009.2.9)に我社のことが取り上げてあった。

メルマガ読者で、知人から「取り上げられていますが読みましたか?」と、連絡をもらったりして、それなりに話題になっていることを嬉しく思った。。

私は数年前に大塚氏と名刺交換をしており、以来「0Kマガジン」が配信されるようになり、時々読んでいたが、今回のように「河村電器産業」という固有の名前を出しの記事は記憶にない。


内容は、我社の経営理念や企業のあり方について取り上げ、企業経営の一つのあり方だと評価。それに比べて、現在の極端な人員整理は「人」を無機質な生産要素として扱いを批判するものであった。

もう少し具体的に紹介すると、
@ステークホルダー、A「和」と「礼」のバランス、B天地人、の三つの項で所見が展開されている。

@ステークホルダーでは、我社が昨年9月行った創業90周年記念式典での社長挨拶(ビデオで見た)をとりあげ、企業を取り巻く利害関係者(ステークホルダー)は株主最優先ということではなく、調和が必要。それは理念である「和の精神」の発現であろうとの論評。

大塚氏も共感したとの事。

次にA「和」と「礼」のバランスでは、聖徳太子の「和を以って貴しとなす・・・」とは、「論語」と「礼記」からの出典であること。「和」だけでも「礼」(法とか規範)だけでも問題で、要はバランス「中庸」が大切であるということを指摘している。

余談ながら、最近「論語」を改めて勉強して、今まで我社の経営理念「人の力、心の和」についての根源的な意味について理解が進みつつあるところである。
大塚氏の言う、「論語」や「礼記」。これは古典の「四書五経」といわれるもので、もっと勉強しなければいけないと感じている。


さて三つ目の「天地人」である。
「天地人」を企業経営に喩えると、「天の時」は経済環境、「地の利」は経営戦略、そして「人の和」は、社員の士気といえる。
これは、「人の和」が最も重要であるということで、「人の和」なくして「地の利」も「天の時」も無意味であるという指摘であった。


そして結論として、「人」が調整弁となるような経済システムや経営戦略は再考すべきであり、少なくとも「人」を無機質な生産要素として扱ってはならないとしている。


大塚氏は日銀出身であり、セミナーでも経済や金融のことは詳しいという印象を持っていたが、今回のマガジンで知らなかった一面を発見した。
今号での意見は、すべて賛同できるものであり、私自身が日常的に考え、行動していることでもある。

「具体的にどうするべきか」については言及されていないが、機会があれば議論をしたいと思っている。


posted by 伊藤保徳 at 10:00| Comment(2) | 経営に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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